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精子年齢と男性不妊の関係

結婚して「子どもが欲しい」と望んでも、なかなか子宝に恵まれない。そんな「不妊」に人知れず悩んでいる夫婦は少なくない。日本のカップルの6組に1組は何らかの不妊治療をしたことがあるといわれており、それがきっかけで離婚に至ったりといった例もあるようだ。

「不妊は女性に原因がある」という社会的な偏見がいまだに存在し、不妊治療も女性側に偏りがちだ。

ところが、WHO(世界保健機関)の調査によると、そのうち、女性に原因がある場合は45%、男性に原因がある場合は40%、原因不明は15%となっている。不妊は女性側の問題と思われがちだが、不妊カップルの半分は男性に原因があるのだ。

背景にあるのは、結婚の晩婚化にあることをご存じだろうか?

■男性生殖機能も30代から減少気味に

日本生殖医学会によると、30歳代の精子と50歳代の精子を比較したところ、精液量は3~22%、精子運動率は3~37%、精子正常形態率は4~18%低下すると報告されている。

■男性の加齢の影響で、自然流産の確率が上昇

日本生殖医学会によれば、男性でも35歳を過ぎると生殖補助医療による出産率が低下するという報告や、男性の加齢の影響で、自然流産の確率が上昇するという報告も出されている。さらに、45歳より高齢の男性で、25歳未満と比較して自然流産の確率が2倍になるという報告や、自然流産に与える影響は男性の40歳以上は女性の30歳以上に相当するという報告もある。

男性も年齢によって生殖機能が低下する可能性がある。新たな家族を築くためにも、精液検査を早くに受けておくのは必然だといえそうだ。

■男性にこそ知ってほしい不妊という存在

厚生労労働省によると、生殖年齢を25~39歳と仮定すると、それに該当する男性は2012年の1560万3000人です。そのうち、3分の2の男性が女性とカップルになって、子供を望むとすれば1040万2000人。現在、6組に1組が不妊と言われているので166万6000人。不妊因子の半分は男性といわれているので、その数は約83万人という数字が推測されます。

■男性もブライダルチェックを

現状、病院での精液検査は、多くの面で敷居が高いのは事実です。しかしながら、OESの郵送精液検査を含め、気軽に検査ができる方法が数多くできています。ご自身の将来のため、奥様や家族のためにも早めの検査をお勧めいたします。

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