新型コロナワクチンにおける筋肉内注射実技研修会

8月1日(日)安城更生病院にて新型コロナウイルス感染症に係わるワクチン接種のための筋肉内注射実技研修会を受講してきました。
座学の修了者は1000人を超えているのに対し、実技は取得人数に制限があり倍率が4倍でしたが運良く当選することができ、実技実習を受けることが出来ました。

本来、臨床検査技師は採血は出来ますが、注射を打つことは出来ないという法律があり、臨床検査技師が注射を打つ行為は今回の新型コロナウイルスの打ち手不足回避のため特例で設けられた制度です。
実技内容はグループに分かれ模型の腕で筋肉注射を練習するものでした。見学していると簡単そうに見えますが実際自分が行うと、声掛けをしながらスムーズに打つ事が如何に難しいかを知りました。
今回は模型の腕での実技実習でしたが、
本番では腕の太い人細い人、筋肉の少ない人、様々な腕を見て瞬時に打つ場所を把握し橈骨神経を避けて三角筋に打たないといけませんので慎重尚且つ丁寧な対応が必要となります。

まだまだ収束の光が見えない中、新型コロナワクチンの打ち手不足の際に自分が率先して社会貢献できるよう、何度もイメージトレーニングを重ねて本番に挑もうと思います。

研修履修証明書を受け取る際に

藤田医科大学等の多くの総合病院で勤務されている臨床検査技師がたくさん参加している中

「受講者代表 OES 栗本 香さん」

と呼ばれた時は大変驚きましたが、壇上にあがり愛知県臨床検査技師会会長の中根生弥先生から研修履修証明書を受け取った時は大変感動し一生の思い出になりました。

今後も今以上に臨床検査技師としてあらゆる場面で社会貢献できるよう努力して行きたいと思います。

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